【鉄道唱歌の旅】鉄道唱歌と私

鉄道唱歌

このブログでは【鉄道唱歌の旅】シリーズとして、鉄道唱歌の歌詞に合わせた旅の模様を綴っていきます。旅を始める前に曲の紹介と、この曲に対する私の思いを書いていきます。

あれ、このメロディーは…

汽笛一声いっせい新橋を はや我汽車は離れたり
愛宕あたごの山に入りのこる 月を旅路の友として

皆さんはこの歌詞を知っていますか。
多くの人は知らないのではないかと思います。
でもYouYubeで『鉄道唱歌』と検索してみてください。
このメロディー、どこかで聞いたことないですか?

「昔、教育テレビの『クインテット』で流れてた山手線の曲!」
「品川駅のホームで聞いた!」
そう、それです。

平成世代なら懐かしいクインテッド
今はこの発車メロディーではないらしい…

『鉄道唱歌』について

この曲のオリジナルは、1900年に多梅稚作曲・大和田建樹作詞で発表された『鉄道唱歌』という曲です。
発表当時の鉄道沿線の名所や風景、土地の地理や歴史を、美しい七五調の歌詞に載せて歌っています。
この鉄道唱歌にはいくつか種類があるのですが、最も有名なのが「東海道線編」で、この記事冒頭の歌詞もその東海道線編の1番の歌詞でした。

最も有名な「東海道線編」のバージョン。ほかにも「山陽・九州編」「奥州・磐城篇」「北陸篇」「関西・参宮・南海篇」があります。

私が鉄道唱歌に惹かれる理由

メロディーだけは聞いたことのあった私が、この曲を『鉄道唱歌』と認識してしっかり聞いたのは大学三年生の頃だったと思います。
その時にものすごく惹かれて以来、大好きな曲の一つとなっています。その理由は大きく三つ。

歌詞の美しさとテンポの良さ

この曲には、明治時代ならではの言葉遣いで、風景や歴史、作詞者がその場で感じた思いが丁寧に歌われています。その一つひとつの語の響きや使い方がとても美しく、耳にすっと馴染みます。さらに、テンポの良い七五調で紡がれているため、聞いていると自然とリズムに乗れて、全体としてとても味わい深い作品になっています。

聞いているだけで旅をしている気分になれる

歌詞にある当時の風景や名所の描写が見事で、聞いているだけで景色が浮かんできます。
もちろん曲を聞くだけでも楽しめるのですが、最近はYouTubeで歌に合わせた動画も多数投稿されており、それを見るのもとても面白いです。特にコロナ禍で自宅に引きこもっていたときは、これらの動画を見ながら夕食を食べていました笑。

お気に入りの動画。ほかにも鉄道系YouTuberの王者スーツ氏の動画など、いくつか動画があります。

メロディーの心地よさ

この曲のメロディーが多くの人の耳に残っている理由は、単に聞く機会が多かったからというだけではなく、日本人の感性に合ったメロディーであり聞いていて心地いいというのも理由の一つだと思います。
鉄道唱歌は、「ヨナ抜き音階」というファとシのない音で構成されています。このヨナ抜き音階は日本の唱歌・童謡・民謡で非常によく使われる音階です。子供の頃から聞きなじみのある音階だからこそ、鉄道唱歌のメロディーは聞いていてとても心地いいのだと思います。

このブログに投稿していくこと

私は鉄道に詳しいわけでも、鉄ちゃんでもないです。
それでもこの曲は鉄道と旅の魅力・面白さを感じさせてくれて、今すぐにでも歌詞に合わせて電車に乗って旅をしたくなります。
その思いがどんどん強くなり、実際に歌詞に合わせてその場所を訪ねてみることにしました。
もちろん東海道線編だけで、新橋から神戸まで66番も歌われているので、今すぐに行くことも、いっぺんに訪れることはできませんが、時間を見つけて足を運んでみたいと思います。
そしてこのブログでは、現地で撮影した写真を交えながら歌詞や現地の解説をできたらなと考えています。

最後に

鉄道唱歌には魅力が詰まっています。
私だけではその魅力を伝えきることはできないと思うが、ぜひこのブログを読んで、鉄道唱歌の世界に入っていく人が増えたら嬉しいと思っています。

新橋駅前にある鉄道唱歌の碑

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